読書記録『マンガでわかる 新しいランニング入門』
『マンガでわかる 新しいランニング入門』
<感想>
お気に入り度: 4 /5
完全な初心者がランニングを始めるにあたって必要な知識、物がざっくりわかる、とっかかりに最適な一冊。これ一冊あればまずはどうにかなる。なっている(私は)。
完全な初心者の私としては、個人で調べていく中でバラバラだった知識がまとまり、また各知識がどこの工程で必要になるのかが、話の流れでわかるのが良かった。ランニングの合理的なやり方を調べるにも、一々調べるのは骨が折れる。私は以下のように迷走してかなり時間を使ったが、これ一冊あれば本当に事足りる。
「ウォーキング?ジョギング?ランニング??違い???」
「運動強度?きついのは無理だ…というかややきついのが良いってなんだ全部きついわ」
「なんかタイツ?っているの?邪魔じゃない?高いし…」
「走りながらの心拍数測るとかグーグルウォッチ持ってるブルジョワにのみ許された娯楽なんでしょ」
その他にも、走る上での自身の体のウィークポイントを理解する方法が記載されており、「走る上での体の悪癖」という観点は全くなかったので良かった。
また、ランニング熟練度・目的別にキャラクターが設定されており、各個別に役立つ話が載っているのが良い。周りにランニングを独学で実践している人に本の感想を聞いてみたが「知らなかったことが結構あった」とのことだった。実際にできている人にとっても、自身の走り方の基礎見直しとして役に立ちそうだ。
ただ、必要なものが話の流れでざっくりわかるのみなので、まとまっていないのがネック。ピンキリの商品がざっくりまとまっていたら良かったなと個人的に思う。ただ、それは調べればいくらでもどうにでもなるし、「どこかの息がかかってない」ことが明確なのでそれはそれで良いかなとは思う。先入観もないのでピンキリの激安商品も見やすい。
<学びまとめ>
※個人的な初見情報まとめのため語弊がある部分が多々ありますので、気になる人は買って読んでください。
■大切なこと:走る楽しさを忘れずに
■準備物
・シューズ:
どういった機能が必要かは専門店のスタッフの方に要相談。サイズはきつめが良い。緩めは足を傷める原因になる。また、靴紐についても最初はきつめ、後半は緩めにしめていく。
・ランニング用ソックス
・心拍数計
■運動の前の確認事項
・走るための筋力の有無:立ち上がりテストで確認
・走るフォーム<体のウィークポイントチェック:ストレッチを毎日行う
■走っている間
・一ヶ月~二ヶ月は筋力増強期間
・実践日の間隔をあけるようにスケジューリング
・歩くがメイン、走るがサブでもよい。継続が大切。
・走り始めてから10分(3km~4km)は継続的に走る。そこから運動に対する体の酸素と血液の供給バランスが整い、楽になる
・着地は中足部を意識、体の軸をやや前傾
■走った後
・疲労で張っている部位にアイシング(氷袋+ラップでぐるぐる巻き)+ストレッチ
マンガでわかる新しいランニング入門 (IKEDA HEALTH BOOK)
- 作者: 中野ジェームズ修一,梓川ななぎ,あずさがわななぎ
- 出版社/メーカー: 池田書店
- 発売日: 2017/10/15
- メディア: 単行本
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