面白いよ!河鍋暁斎展
闘病日記結構サボってしまいました…!こんにちは。
昨日は、もう何度か投稿していた河鍋暁斎展に行ってきました。
体調が少し心配だったのですが、そんなものは何のその!好奇心に心が支配されて、観覧中はとても元気でした。
この展示、サントリー美術館が主催しているのですが、さすがと言いますか、映像技術を上手く使った展示がいくつかありました。
河鍋暁斎の絵は、百鬼夜行・幽霊のようなファンタジーな絵が結構あるのですが、その妖怪が絵から飛び出して来たり、突然消える、というような展示もあって面白かったです。
彼の絵に「今にも動き出しそうな」躍動感があるからこそ、映像にしても違和感を覚えない仕上がりになるんですね。
展示されていた作品は、美しいものから面白いものまで色々ありました。どれをとっても「え?これ墨で?写真とか図鑑がない時代に?描いたの?フォトショとか使ってないの?」
と思わされるような絵ばかり!
その中でも、面白かったのが彼の茶目っ気ある人柄を感じさせるような作品群。
現世の罪を映す鏡に映ったのは、絶世の美女。
その様子に閻魔も、後ろに並んでいた罪人も、罪人の後ろにいた鬼もあんぐりびっくり!
いったいぜんたい、鏡を見ている女の今の顔はどんなものなのか…
「蛇に睨まれたカエル」なんて諺があるほど、カエルの天敵ヘビ!そんなアイツを、皆の力合わせて捕らえたぞ!
やれ飲めや騒げや、勝利の宴だー!!
「やっべ!大切な仕事道具落とした!!」
うっかり雲から太鼓を落として、大慌ての雷様。下界に降りる訳にはいかないし、周りに気付かれるわけにもいかない…!そーっとそーっと、かぎ針を下ろして太鼓救い。
どうでしょうか?!?!
面白くないですか?!?!
まるで絵本の一場面!なんだったら今にもアニメみたいに動き出しそうです。
こんな作品群がたーくさんある河鍋暁斎展、ぜひぜひ行ってみてください!
以上、ダイマでしたー✨